2018年4月1日(日)、熊本県八代市の球磨川河川緑地公園を主会場として、熊本県サイクリング協会主催「第23回 球磨川センチュリーライド」を開催しました。
この大会は、球磨川河川緑地公園をスタートし、球磨村渡の球磨川下り発船場を折り返し地点として、球磨川沿いを往復するコース。
途中数カ所にされたチェックポイントで、自由に折り返しできるシステムなので、自分の体力や脚力に合わせてサイクリングを楽しむことができる大会です。
大会当日。
早朝は肌寒く感じられましたが、いい天気になりそうです。
各種表彰に送られる商品 |
この大会は、定員300名と大規模ではないものの、毎年募集開始からすぐに定員に達してしまう人気大会です。
この日も、ご年配から小さなお子さんまで様々な層の方がエントリーされていました。
そして8:00、受付開始。
球磨川河川緑地公園から遠くに見える赤白の煙突と立ち上る煙は、熊本県八代市にある日本製紙株式会社八代工場です。球磨川の豊かな水に恵まれたこの場所で、日本製紙の九州唯一の工場として1924年(大正13年)に操業を開始して以来、紙製品を生産し続けていて、この煙突と煙はおなじみの光景です。
8:30から開会式。当協会からのご挨拶をさせていただいた後、各種表彰を行いました。
今回は遠来賞、ファミリー賞、マスターズ賞の方に表彰品を贈呈しました。
9:00、いよいよスタートです。ゼッケン順に集合した後、50名1組2分間間隔で出発しました。
最初のチェックポイントは、「川のとっとっと館」。
荒瀬ダムと瀬戸石ダムの近くにあるこの施設は、魚道観察施設としてJR九州肥薩線沿いにあります。
次のチェックポイントへ向けて、しっかり補給してくださいね。
肥薩線沿いにあるこのチェックポイントでは、時々通過する列車を間近で見られるのも楽しさの一つです。
その中でも最大の楽しみの一つが「SLひとよし」。
一年間のうち3月〜9月の間だけJR熊本駅〜人吉駅を走るこの列車は、悠々と煙を吐きながら走る姿がなんとも格好よく、乗る人も見る人も楽しませてくれる列車です。
そして、警笛を鳴らしながらいよいよSLひとよしが近づいてくると、一斉にカメラを構える参加者のみなさん。
これも、球磨川センチュリーライドではおなじみの光景です。
次のチェックポイントは、折返し地点の「球磨川リバーサイドキャンプ場」。
ここでは昼食として、豚汁とおにぎりが振る舞われます。
昼食を終えたら、折り返して来た道を走ってチェックポイントの「川のとっとっと館」へ向かいます。
チェックポイントに戻ってきました。ここでひと休みして、ゴールへ向かいます。
球磨川センチュリーライドの様子、いかがだったでしょうか。
毎年4月の第一日曜日に開催しているこの大会は、桜の開花が遅い年は桜を愛でながら、春の訪れが早い年には菜の花を愛でながら、豊かな緑と球磨川を眺めながら、SLひとよしにも会える!という、とても楽しい大会です。
自分の体力に合わせて距離が選べることから、春休みの思い出として親子で参加する方も多く、自転車の乗り方を学びながら楽しさを実感できる大会でもあります。
ぜひ一度参加してみてくださいね。