10月28日(土)、「第1回 熊本復興祈念ロードフェスタ」(主催:株式会社くまもとDMC)が開催されました。
この大会は、10月27日(金)~28日(土)にかけて熊本県上益城郡益城町のグランメッセ熊本を会場に開催された「2017 くまもと地域振興フェア WONDER MESSE KUMAMOTO」(主催:肥後銀行)の屋外イベントとして行われ、熊本地震が発生してから約1年半経った現在も復旧・復興作業が続いている状況の中で、未来の新しい熊本を創るために歩んでいる地域を、参加者の方に実際に目で見て感じていただくことを目的として開催されました。
主会場のグランメッセ熊本をスタートし、①西原村役場~マミコウロード(上益城郡平坦部広域農道)~御船町役場~浮島神社~ゴール(広安西小学校)の《ノーマルコース》約55kmと、同会場をスタートし②西原村役場~国道443号線~御船町役場~浮島神社~ゴール(広安西小学校)約49kmの《イージーコース》、2つのコースを用意し300名の募集を行ったところ、多くの方にエントリーいただき定員に達しました。
大会当日1週間前に発生し、関東地方に大きな被害をもたらした台風21号の影響で、予定していたコースの一部区間が通行止めになったため、急遽コースを一部変更。それに伴い第1エイドが西原村役場から、JA上益城の西瓜選果場に変更になり、走行距離も短縮となりました。
当日は、次に発生した台風22号の影響もあって朝から雨模様となりましたが、スタート地点のグランメッセ熊本には多くの参加者が集まり、8:00から開始した大会受付の出走申告は240名でした。
会場設営の様子 |
スタート後、約6kmほどで第1エイドのJA上益城西瓜選果場に到着。
小雨がぱらつき、風も出てきていたこともあって少し疲れた様子の参加者も見られましたが、小学生の子ども達は雨にも負けず元気いっぱい!楽しそうに休憩する親子の姿も見られました。
第1エイドを出た後は益城町津森付近で2つのコースが分岐、ノーマルコースは山中を走る広域農道「マミコウロード」へ、イージーコースは益城町を抜けて国道443号線へ向かいます。
ノーマルコースは、マミコウロードから国道445号線に入り、第2エイドの御船町駐車場に到着。
イージーコースも国道443号線から第2エイドに入ります。
エイドでは、JA上益城の「ばってん甘柿」と山崎製パンの「ランチパック」、キリンの飲料水、お菓子などが振る舞われました。
「浮島神社」は、夫婦・カップルの神様で有名ですが、安産や縁結びなど色々なご利益があり、年間を通してたくさんの参拝客が訪れる水と緑に囲まれた癒しのスポットです。
そしていよいよゴール!
ゴール地点は、グランメッセ熊本の南側にある益城町立広安西小学校。
午前中降り続いた雨も、場所によっては空が明るくなり雨が止んでいた所もあったようですが、終始雨に濡れながら走行した参加者も多かったようです。
スタートからゴールまで、大きな事故もなく無事終える事ができました。
本大会の開催に際し、ご尽力くださった肥後銀行、株式会社くまもとDMCの皆様、会場や様々な物品の準備、その他についてご協力いただいた関係者の皆様に深く御礼申し上げると共に、ご参加いただいた方々に感謝いたします。
熊本地震の体験を忘れる事はありませんが、参加者の皆様が見て触れて感じた今。そして未来へ向けてどのように変わっていくのか。
本大会を通して「復興」を感じていただけたなら幸いです。
撮影協力:株式会社くまもとDMC